弊社では先日、TOTO港北ショールームへ見学に行ってまいりました。今回の見学には、TOTO港南営業所の営業担当者様、一次特約店である丹羽窯業様にもご同行いただき、実際の商品を触れながら、機能・デザイン・施工上の注意点など多角的な説明を伺うことができました。
カタログだけではわからない、細部へのこだわり
「カタログを読むだけでは理解しきれないこだわりがショールームにはある」—これは、私たちが今回の見学を通じて強く感じたことです。実際の商品を目で見て手で触れることで、ユニットバスやキッチンなど、水まわり製品の質感や性能、そしてメーカーの想いをリアルに体験できました。
現場調査コンサルタントの成長を加速させるショールーム体験
弊社はTOTOなどのメーカー正規ユニットバス施工会社として、ユニットバスリフォームの現場調査から施工までを、毎日数十現場以上手がけています。
そんな中、1月に入社した中途採用スタッフも今回のショールーム見学に参加し、ショールームならではの学びを得ました。彼は入社以来、先輩に同行して1日に5件以上の現場調査を回ることで、
- お客様のニーズをヒアリングする力
- 現場の特徴に合わせた提案・施工プランニング
を体感的に学んできました。
しかし、実際に「どのようなお風呂やキッチンに生まれ変わるのか？」をイメージする機会は限られていました。そこでショールームでの商品体験が加わったことで、具体的な提案アイデアが一気に膨らみ、本人も「実際の商品を体感しないと説明できない楽湯や照明、ほっからり床など、今後の現調に繋がる知識を体感出来てよかった。」
と話しています。
疑問を即解消できる絶好のチャンス
現場調査では習得しきれない部分を、ショールームの専門家やメーカー担当者に直接質問できる場があることも大きなメリットです。脳内の疑問がひとつずつクリアになる瞬間を積み重ねることで、短期間で大きく成長できるのです。
「メガバックス」の独自プログラム「Bathers X」
Bathers X――それは既存の枠組みを超え、新たな視点を大胆に取り込むための“交差点”です。長年培ってきた実務経験と多彩なアイデアを融合してきた「Bathers」の取り組みを基盤に、「X」という未知の領域を掛け合わせることで、人とカルチャー、過去と未来、実践と学びのすべてを同時に成長させる新たな基幹システムや独自の育成プログラムを推進しています。まるで境界があいまいな海のように、多様な価値観や視点が交じり合うこのフィールドでは、静寂に差し込む光が既存の境界を溶かし去り、波打つ水面に映る無限の可能性を浮かび上がらせます。私たちはこの“X”を通じて企業や個人の可能性を大胆に引き出し、絶えず変化し続ける“交差点”から、新たな価値を共に育み続けていきます。
Bathers Xにおける事業継承の一環としての「人材育成」
「Bathers X」の取り組みの一つである人材育成プログラムでは、実務と多角的な学習を同時に進められる環境づくりに力を入れています。定期的にオフィスに戻って先輩社員に現場での疑問を相談し、AIチャットボットを活用して関連知識を補完するなど、学びのサイクルを途切れさせない工夫を重ねています。現場調査やコンサルティングの精度を高めるために、メーカーごとの製品特性や施工ノウハウから最新技術や市場トレンドにいたるまで幅広く習得できる仕組みを整備。また、コンサルタント以外の職種からメンターを選任し、多様な視点を取り入れることで、一人ひとりが専門性を深めながら成長し、ユニットバス文化の次世代への継承とさらなる発展を担う人材を育成しています。
まとめ：体験がもたらす“提案力の深化”
今回のTOTO港北ショールーム見学で得られた学びは、カタログには載っていないリアルそのものでした。ショールームを実際に訪れ、商品に触れ、メーカー担当者の想いや特徴を深く理解することで、より質の高いリフォーム提案とコンサルティングが可能になります。
メガバックスでは、こうした現場×学習サイクルを活かした育成プログラムにより、若手からベテランまで幅広い視点と経験を積み重ね、お客様に最適なバス・キッチンリフォームを提案できる体制を整えてまいります。
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