ドイツのフランクフルトISH2019(国際衛生・冷暖房・空調設備 国際専門見本市 )・ベルギー視察研修!

開催概要

見本市 ISH2019(国際衛生・冷暖房・空調設備 国際専門見本市)※衛生:住宅設備機器
会期 2019年3月11日(火)~3月15日(土)
※1960年より隔年開催 30回目
会場面積 35,6万平米(東京ビックサイト8,2平米)
出展・来場者数 開催前速報/来場者数200,114名・出展社数2,482社

※橋本総業様の資料より抜粋

コンセプト

ISH Water

Design and Sustainability
ハイテクからハイデザインの製品、デザイントレンド、地球にやさしい衛生設備の展示

ISH Energy

Efficiency and Sustainability
エネルギー効率を高めることや再生可能エネルギーを使用することに焦点を当てた革新的で環境に配慮したビルシステムの最新技術を紹介
※橋本総業様の資料より抜粋

内容

冷暖房、住設、空調、水処理などのテクノロジー専門見本市『ISH』は、1960年から2年に一度、ドイツ・フランクフルトにて開催し、この分野では世界最大の規模を誇り、出展はドイツ国内を始め、ヨーロッパ企業が中心で近年日本も含め世界の58ヶ国2400社以上が参加しています。
メーカーだけでなく、関連組織や工業会、研究機関の展示もあり、ビジターはやはりヨーロッパが中心、世界130ヶ国以上から22万人ほどが訪れ、グローバル・トレードショーとしての役割を果たし、展示内容は一般家庭からオフィス、工場、病院などの公共施設までの衛生(住設)テクノロジー、エアコンなどの空調設備、水道などのパイプ・パッキン類、計測・検査のテクノロジー、さらに廃棄物処理技術まで産業分野の全般をカバーしている。

東京ビックサイトの4,3倍をほこるフランクフルトメッセの全21の展示ホールには、ダイキン工業、三菱電機、TOTO、GROHE(LIXIL)、パナソニックなどの主要日本企業が参加しています。
※橋本総業様の資料より抜粋

TOTOなど国内を代表する住宅設備機器メーカーの1次特約店として全国展開し、東京の東雲に最新の住設メーカー商品やサービスを集めて研修や体験できる施設「みらいエコリフォームセンター」を持つ 橋本総業㈱様の視察研修会でドイツ・フランクフルトとベルギーに行ってきました。

世界中からISHに来る人々でホテルも高く、フランクフルトのメッセ周辺は混雑していますが、会場の入場ゲートも大混雑しています。
しかし、去年の上海の展示会は、通路もブースも「渋谷のハチ公前交差点」並みに超満員で流石中国と感心しましたが、ドイツの展示会は男女とも高身長で驚きました。
ベルギーのブリュッセル空港についた時にはホッとしました。

さすが、老舗のVilleroy & Boch AG :ビレロイボッホ(サニタリー)、Hansgrohe SE:ハンスグローエ(シャワー)、そして日本でもキッチン水洗やオーバーヘッドシャワーが人気のGROHE AG:グローエ(サニタリー)は、TOPエリアでブランディングを活かした巨大なブース展示を披露していました。
※この3社の商品は、商品の一部を弊社で販売可能です。弊社の運営するネットリフォームショップ「リリパ」で掲載していない商品は、お客様の「リクエスト」により専用のカゴをご用意して販売することが可能になりますので、お問い合わせください。

去年、弊社がGROHE JAPAN広報と暮らしのメディア『ムクリ』をコーディネートして「GROHE」青山ショールームでトップインフルエンサー「yukiさん」による取材をおこないました。是非ご覧になってください。
『ムクリ』日常にちょっとした高級感を。水まわり製品を、定番モデルから最新モデルまでご紹介〜GROHE(グローエ)南青山ショールームを取材〜 | ムクリ

GROHEブースには、現地AGの日本人スタッフもいて助かりました。

視察・研修を一緒に過ごした、空気で答えを出す会社「ダイキンさん」とフォーミュラEをど真中に展示する「パナソニックさん」、ソリューションをクールに分かりやすく展示する「三菱電機さん」のブースにはプロユーザーが沢山押し寄せていました。

日本では、弊社とユニットバスやキッチンで商品の開発や施工サービスのCS活動など長年の深いお付き合いがあるメーカー「TOTO」ブースでは、残念ながらユニットバス、システムバスルームは日本以外では無い為に展示は有りませんが、日本でも話題の「FLOTATION TAB/フローティングバス」や日本で言う綺麗除菌水EWATER+を内蔵するトイレ「NEOREST EW」に人が集まる中、私が一番驚いたのは超薄型の蛇口「ZL」のシンプルで素晴らしい仕上がりなので日本でも早く販売してほしいですね!
ブース内では、TOTO USA副社長とのご挨拶やグローバルグループのリーダーが展示ブースを説明して頂きました。
私は、1日は、ランチにメッセのカフェを使わずTOTOの展示ブース内カフェ(無料)を利用しましたが美味しく大繁盛でした。

自宅介護などの理由で水回り設備が何もない部屋でも短い後期で大きな工事をしなくてもトイレを設置出来ると日本でも好評のパリの圧送ポンプメーカーSFAでは、SFAジャパンの方が新たなブランディング?サイボーグに見立てた映像を駆使しながら展示ブースを説明して頂きました。パナソニックのトイレを合体させた展示は日本でも早く販売してほしいですね!

DURAVIT AGではデュラビットジャパンの代表から製品や特徴を案内して頂きました。
「光と影」や「異素材の組合せ」、「直線とアール」などをテーマに開発されたサニタリーは、プロダクトデザイナーがデザインしたインテリア商品の用です。
特に、膨張を利用して製作する陶器の洗面ボールの上部を「スッ」とシンプルに直線に仕上げたシリーズは世界一のフラット面と熱い説明でした。
また、大御所デザイナーのスタルクによるDURAVITのサニタリーは魅力的です。

今回、様々なブランド(メーカー)のキッチンやサニタリーシステム(洗面所)の引き出しを開けて感じたのは、中に置く小物類のスタイリストが存在してお洒落に演出していることです。
※SFAもDURAVIT社の商品も弊社で販売しておりますので興味のある方はご相談ください

今回、感じたことは、もし「宇宙人がブースを見たら、みんな同じに見える」ような気がしました。
全てとは言いませんが、どのブランドもゴールド系の水洗や蛇口、毎年薄くなる洗面ボールが目につきました。

中には、楽しいブランドや商品もちらほら有りましたが安物に見えてしまいます。

バスタブやトイレは展示方法や商品以外の素材は違うでしょうが、私が2000年代前半のミラノサローネで見たデザインとあまり代わり映えはありませんが、本体以外の部品や製品がデジタル化されて便利になっています。

他にも、日本では購入できない沢山のブランドがインテリアデザインショップやリノベ会社がネタに利用できるようなインスタレーションや展示方法、取引先のお客様への接待方法で会場を盛り上げていました。

日本やアジア地域の展示会とはちがい、業界人も皆さんお洒落に決めていて違う業界の展示会に来ているような錯覚におちいり、若者の業界離れがすすむ日本もこうあると業界も活気つくのかなと感じました。
※業者様のデザインネタにしたいただければ幸いです。弊社で販売出来るブランドがるかはご興味があればお探しいたします。

ISHは、広大な面積と沢山のブランドの展示ブースで、脚を使い、無料シャトルを使い楽しめました。
今回、ISHに訪れている3/13に27周年の会社設立記念日を迎えた弊社は、1985年にユニットバス職人からスタートしTOTO、LIXIL、パナソニック、NORITZ、様などの住設メーカー様や特約店様に協賛頂き、弊社の運営するネットリフォームショップ「リリパ」を2015年に初めて東京ビックサイトで3ブースを展示しました。

その後も東京ビックサイトでは、2017年に3ブース、去年2018年には、住設リフォームカテゴリーを監修し自らもリリパで出店するネット通販モール「楽天市場」よりオファを受け、「楽天市場×リリパ」コラボレーション展示をTOTO、LIXIL、パナソニック、リンナイ、NORITZ様などの住設メーカー様からも協賛を受け12ブース出展することが出来ました。

弊社、MEGAVAXは、日本No.1施工「品質・実績」の住設メーカー公認システムバス・キッチン施工会社として全ての展示会では展示商品以外に「ユニットバスの組立ショー」をおこないました。
普段見ることの出来ないユニットバスの組立シーンやユニットバスの裏側をMEGAVAXの職人が組立ながら、MEGAVAXの現場調査スペシャリスト「住設ソムリエ」がリフォームや現場調査での注意点を交えながら進めていくのでプロユーザーも終始かぶりついてショーを離れません。

いつかISHの展示会で小さなブースでも構わないので、DIY好きで水道水を飲むことが出来るヨーロッパの人たちに向けて、日本には、日本で生まれたユニットバス、システムバスルームがあり「MEGAVAXのシステムバス組立ショー」を実現したいと思い会場を物色していました。
ご協賛受付中です!

フランクフルトから、ベルギーのブリュッセルへ向かうとタイムリーなEUの本拠地の近くに宿泊して、ブリュージュ近郊のオステンデにある「Daikin Europe N.V. Oostende」,
空気で答えを出す会社ダイキンさんの工場を見学し、最新の機械による製品の製造や工場の工程の無駄のない事はもちろん、この日もブリュッセルでは大規模なデモが有りスタッフたちの何人かは休んでいますが、ベルギーの人たちの働き方や働くに関しての考え方、それをまとめあげる段取り、ダイキン様でご用意して頂いた食事をしながらの駐在生活の大変さに耳を傾けました。

工場の出入り口に貼られる改善策のチーム表彰や各種制度、やはり働く人たちのモチベーションや笑顔が良いシステムや工場の機械と工程と交わり良い製品が出来上がり空気を綺麗にするんだなと思い勉強になりました。

今回も橋本総業の社長様、役員様には本当に貴重な経験をさせて頂き感謝しています。
また、同行された方々にも大変お世話になりました。

この視察による新たな人脈と授かった知恵で弊社の運営する楽天やYahoo!ショッピング、amazon、価格.COMのネットリフォームショップ「リリパ」をとおして、お客様への新しいサービスを提供できたらとおもっています。