ANDPADとは
当社は、社内システムをクラウド型施工管理アプリ ANDPAD へ切り替えました。ANDPADは、現場の効率化から経営改善までをワンプラットフォームで一元管理できる建設プロジェクト管理サービスです。現場ごとに案件情報や図面、工程表、写真、請求書などをクラウド上で共有できるのが特徴で、スマホやタブレットから即座に進捗確認ができます。その利便性と業務効率化から、利用社数は21.6万社、ユーザー数は55万人を突破し、施工管理アプリとして7年連続シェアNo.1の実績を誇ります。
なぜANDPADへ? — 課題と導入背景
弊社では以前から ANDPAD施工管理を使用していましたが、以下の課題から 基幹システム全体の刷新 を決断しました。
従来システムの限界
紙の図面や複数システムの乱立により、現場の進捗管理や情報共有に時間がかかり、業務に関わるデータが散乱していました。売上計上前の情報はブラックボックス化し、経営指標の可視化が難しかったのです。
業界全体の課題
建設業界は高齢化や人手不足という課題に直面しています。当社も採用・オンボーディングの強化や業務効率化、AIとの協働を実現するため、新たな基幹システムの導入を検討しました。
DXを推進するANDPAD
ANDPADを採用することで、図面や工程表、検査記録、写真などの施工データをクラウド上で一元管理し、現場状況の可視化とヒューマンエラー削減を実現できます。また、インストラクションを画面上で確認できるため、リモート業務が多い当社でも、離れた場所から必要な確認をしながら業務を遂行でき、業務の属人化を防ぐことができます。
当社はメーカー正規施工会社として、お客様へ直接リモデルを提供しながら、さまざまな業態のリフォーム事業者様からご依頼をいただいています。お風呂やキッチンなど水回りの施工を専門とする会社として培ってきた現場状況・製品情報・施工技術を後世に受け継ぐためにも、基幹システムの全面移行が不可欠だと考えました。
まとめ
導入にあたっては「日本で生まれたユニットバス文化の継承」を掲げ、日々の業務を担う全員が「何に向かって行っているのか」を常に意識できるようにしました。また、受注から引き渡しまでのプロセスにおいてデータのタッチポイントを細かく設計し、私たちだけでなくお客様にも喜んでいただけるシステムとなることを目指しています。
さらに、新システムで蓄積されるデータを活用し、AIによるスケジュール最適化や資材発注予測、品質リスクの自動検知といった施策を段階的に導入します。これにより、現場と本社の情報フローを高速化し、意思決定の質を高めるだけでなく、スタッフの負荷軽減やサービス品質の向上を実現します。
これからの展望とお客様へのお約束
ANDPADへの移行はゴールではなく、建設DXのスタートラインです。当社は今後もAIと人の力を掛け合わせ、業務効率化と生産性向上を追求し、現場で働く人々の負担軽減とお客様への価値提供を両立させます。最新の建設DX情報やAI活用事例を積極的に発信し、業界全体のイノベーションに貢献してまいります。